「あうわ」視覚障害者の働くを考える会の代表林由美子の体験の書籍です。
以下まえがきから引用
林 由美子さんは四十歳代半ばで視力を失い、同時に職も失います。途方に暮れながらも、藁にもすがる思いで盲学校に入学、国家資格を取得します。鍼灸師として施術することは林さんにとって生きる喜びとなり、開業した鍼灸院も軌道に乗りました。視覚障害者になったけれど毎日幸せを実感できるようになった林さん。しかし、同じ視覚障害をもつ仲間の中には、そうではない人がたくさんいます。この状況をなんとかしたいと、「『あうわ』視覚障害者の働くを考える会」を立ち上げます。
『「どうしようから」十年 おりーぶさんが見つめる未来！！』は、林さんが視力を失ってから『あうわ』を立ち上げるまでの物語。インタビューに答える形で林さんに語っていただき林さんの口調そのままに物語に仕上げる、聞き書きというスタイルで綴りました。林さんの体験を通して、視覚障害者について、あるいは視覚障害者が働くということについて、さらには林さんの魅力的な人間性も、感じとって欲しいです。
現在『あうわ』も軌道に乗り、新たな仲間も加わって進化しています。林さんも新たなチャレンジに取り組んでいます。
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