2022年7月26日 法律勉強会
「あうわ」視覚障害者の働くを考える会 では
活動を行うには
法律を学び理解をしていくことが不可欠と考え
不定期に「法律勉強会」を実施しています。
今回は障害者権利条約の前文について学ぶ会でした。
この法律のなかには
障害への差別は
人間固有の尊厳と価値を侵害するものだと位置付けていること
障害は
社会的障壁によって起こるという概念
障害の解消のために
法整備、施策が必要
個人の自律と自立(自ら選択する自由を含む)において
障害者が政策及び計画に積極的に参加をすること
障害者の人権を守る中で
人種、女性、子ども、ジェンダーの問題なども一緒に考え
貧困と戦争に関しては保護は不可欠である
権利及び尊厳を促進し保護し
不利な立場を是正する(社会参加を保障する)
物理的社会的経済的文化的分野に均等な機会で参加を促進する
といったことが書かれていました。
障害者の中には
自分達が生きづらい今の社会にもっと参加できるようになりたいと思うことをわがままなのではないかと考えたり
障害があることにうしろめたいきもちをかんじたり
社会からやっかいものと思われている排除されている
といった劣等感を抱いたりしている人も少なくはないはず。
当事者も社会の一員として
法律を学ぶことによりわがままではなく
法律に基づいた声を社会に発信することが大切だなと思いました。
「あうわ」視覚障害者の働くを考える会では
今後も行政の皆さんと対話できるためにも
勉強していきたいと思います。
講師は稲端市議
難しい文章をわかりやすく説明してくださってありがたい。
いつも本当にありがとうございます。